東海市の皆さんこんにちは。東海市荒尾町で開業準備を行っております河野です。
先達ては日本矯正歯科学会の学術大会が四国は徳島で開催されたので行って参りました。自分は忍耐、辛抱、根性という体育会系ののりが好きですので、大概移動は車を使います。名古屋から徳島まで高速で四時間少々といったところでしょうか。世界一の吊り橋明石海峡大橋や吊り橋の魁である大鳴門橋の景色を堪能し、徳島に入りました。学会や研修会は仲間と行った方が楽しいですが、今回は1人で学会参加です。
さて矯正歯科界ではアンカースクリューなるものが流行っているみたいです。アンカースクリューとはなんぞや?と思われた方がほとんどでしょう。歯茎に一時的に立てる釘や杭のようなものとイメージして頂いたらわかりやすいと思います。ではなぜ釘や杭のようなものを歯茎に植える必要があるのか説明をしていきます。
ワイヤー等の力を利用して歯を動かすとゆうことは動いてほしくない固定源の歯もある訳ですが、固定源の歯といえど物理的な反作用で多少なりとも動いてしまうものです。多少動くことを想定した治療計画を立てる場合は大丈夫ですが、中にはこの歯は絶対に動かしてはいけないとゆうケースも出てきます。そうゆうケースにこのアンカースクリュースクリューが活躍するのです。
簡単に例えるなら、池の上でボート同士ロープを手繰り寄せると双方が動きます。一本、陸地の杭から出たロープをボート側が手繰り寄せたら、ボートだけが動きますね?アンカースクリューの主な使用法はこういう原理です。
今年は偉い先生方の講演でアンカースクリューの実際の臨床の結果やその後の安定性など報告され、大変勉強になりました。自分もケースに応じ、しっかりとアンカースクリューを使用していきたいです。
来年四月より東海市荒尾町で診療していきます、こうの歯科矯正歯科クリニックです。大府や名古屋市南区、緑区からも通って頂けます。