口内炎の特徴
口内炎の症状は口の中の粘膜に痛みを伴う炎症を引き起こします。
頬の内側など広い範囲でいくつもできる場合があり、炎症で痛みが出ることが多いです。
口内炎の症状
一般的に一番多くみられる口内炎はアフタ性口内炎で原因は物理的刺激、睡眠不足、免疫力低下、栄養不足などが考えられます。潰瘍は食べ物が染みる症状が出る事があります。
口内炎の原因
お口の中の粘膜は、代謝を繰り返して再生していますが、睡眠不足、栄養不足が続くと代謝が上手くおこなわれず、粘膜の再生が低下します。
粘膜の健康に関わるビタミンBは、疲労、激しい運動、ストレス、体調不良などで失われ、口内炎を引き起こしやすくなります。
そのため、規則正しい生活と栄養バランスの整った食事をしてリラックスして過ごすことが口内炎予防につながります。
◯病的口内炎
口内炎の原因として身体の不調も考えられます。
発熱した時にビタミンを消耗することから口内炎を引き起こしやすいです。
その他、疾患がありその治療の薬を服用しているため口内炎ができることもあります。
お口の中にはいろいろな細菌がいて、お互い抑制しながら細菌やカビの繁殖を防いでいます。
しかし、抗生物質の長期服用などでこのバランスが崩れてしまうと、口内炎を発症する場合があります。
◯細菌やウイルスによる口内炎
口の中には多くの細菌が生息して、お互いに牽制してバランスを保っています。
体調不良などでこのバランスが崩れると口内環境が変化して、特定の菌が増殖することにより炎症や口内炎を引き起こします。
口内炎の治療
◯塗り薬
口内炎が複数あったり、患部の範囲が広い時にも使用できます。
炎症部分に直接塗って口内炎を保護し炎症を抑えることを目的とした軟膏があります。
ステロイドを含んだものは即効性が期待できますが、ウイルス性の口内炎に使用すると悪化する可能性があります。
◯レーザー治療
レーザー治療は炭酸ガスレーザーなどを照射して、殺菌・消毒をして炎症を和らげる方法です。
この治療は痛みが少なく、口内炎の治りが早くなることが期待できます。
◯内服薬を服用する
口内炎の大きさや範囲に関わらず服用することが可能です。
痛みや腫れを抑える鎮痛薬や、粘膜の働きを促進して健康な状態を保つビタミンが配合しているものもあります。
◯口内を清潔に
口内炎になってしまった後も、正しい歯磨きとうがいでお口の中を清潔にして細菌が増えない環境を作ることが大切です。
◯休養をしっかり取る
口内炎ができている時は免疫力が低下しています。
細菌と戦う力が弱くなり口内炎ができてしまうため、十分な休養と栄養バランスの取れた食事をすることが大切です。
(例えば、ゆっくりお風呂に入る、読書する、軽いジョギングなど)
まとめ
当院では炎症を和らげる為にレーザー治療を行っています。口内炎ができて痛みを我慢する必要はありませんので気になる方はスタッフにお声掛け下さい☺️