毎日息リフレッシュ!口臭対策のススメ

周りの人を不快にさせる口臭。それにもかかわらず自分では気づきにくいことから、口臭の対策方法に悩んでいる方も多いようです。今回はそんな口臭の原因を根本から取り除き、毎日息をリフレッシュできる方法を解説します。

口臭対策に効果がある7つの方法

次に挙げる方法を実践することで、口臭を効率良く予防しやすくなります。

◎プラークコントロールの徹底

正しい歯磨き方法を身につけて実践することで、口臭の原因となる歯垢や食べかすなどをきれいに除去できます。歯垢がない状態を維持できれば、口臭の原因菌の活動を抑えられます。歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシといった専用の清掃器具でケアしてください。

◎舌苔を取り除く

口臭の原因菌は、舌の表面でも繁殖します。舌にコケのような白い汚れが堆積している方は、舌ブラシでやさしく除去しましょう。

◎マウスウォッシュを上手に活用する

出先で歯磨きできないときや眠る直前などでマウスウォッシュを活用することで、口内細菌の活動を低く抑えられます。歯磨き後の補助的なケアとしてマウスウォッシュを使うのも口臭対策に寄与します。

◎唾液の分泌量を増やす

唾液には、口臭の原因菌の活動を抑える作用が期待できるため、その量が多くなるほど口臭対策にも良い影響がもたらされます。日常的にキシリトールガムを噛んだり、食事のときにそしゃく回数を多くしたりすることで、唾液の分泌量が増加します。

◎お口の乾燥を防ぐ

お口の中が乾燥すると、口臭の原因菌が活動しやすい環境となります。水分補給をこまめに行う、利尿作用が高いアルコールやコーヒーの摂取を控える、喫煙する、ストレスをため込まない、口呼吸を改善するなどを行うことで、口内乾燥が抑えられ、口臭の抑制にもつながります。

◎臭いの強い食品を避ける

ニンニクやニラ、ネギなどは、口にするだけで口臭が強くなります。こうした食品を使った食事を控えるだけでも、口臭が出にくくなります。

◎歯科検診を定期的に受ける

歯科検診では、虫歯や歯周病の検査だけでなく、歯垢や歯石の除去、ブラッシング指導なども受けることができます。これらはすべて口臭予防に寄与することから、口臭対策をしっかり行いたい方は3ヵ月に1回くらいの頻度で歯科検診を受けることが推奨されます。口臭対策のさらなる徹底を希望される方には、1~2ヵ月に1回のクリーニング(PMTC)がおすすめです。

まとめ

今回は、毎日息をリフレッシュさせるための口臭対策について解説しました。口臭対策というと歯ブラシによるブラッシングだけに意識がいきがちですが、それ以外にもデンタルフロスや歯間ブラシの活用、舌ケア、唾液分泌の促進、口内乾燥の予防、歯科の定期検診など、さまざまなアプローチがありますので、皆さんも多角的に対策を講じるようにしましょう。頑張って対策しているのに口臭がなかなか改善されないという方は、お口の専門家である歯科医師にご相談ください。

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