歯科のマイナンバーカード利用について


皆さんこんにちは!こうの歯科・矯正歯科クリニックです。近年、マイナンバーカードが急速に普及しています。皆さんもマイナンバーカードをもうすでに発行している、もしくは発行を検討していることでしょう。マイナンバーカードには、身分証として使用できる、住民票などの公的な証明書をコンビニで発行できるなど、たくさんのメリットがありますが、健康保険証としても活用できることをご存知でしょうか?歯科や医科の病院にかかった時に、紙の保険証ではなく、マイナンバーカードで資格確認ができるのです。今回はそんな歯科のマイナンバーカード利用について、わかりやすく解説をします。

歯科のマイナンバーカードの利用方法

歯科でのマイナンバーカードの利用方法は至ってシンプルです。歯科医院の受付に設置されているカードリーダーにマイナンバーカードをかざして、顔認証か暗証番号の入力を行うだけです。これは初診の時も再診の時も変わりません。

保険証とマイナンバーカードを紐づける方法

保険証とマイナンバーカードの紐づけは、マイナポータルアプリで行えます。アプリを起動して「マイナンバーカードの健康保険証利用申込」を選択すると、案内が表示されます。その手順通りに進めることでマイナ保険証に切り替わります。

歯科でマイナ保険証を使うメリット

歯科でマイナ保険証を使うと、次に挙げるメリットが得られます。

メリット①受付がスムーズに進む

マイナ保険証なら、カードリーダーにかざすだけで資格確認が行えます。その後は、お名前が呼ばれるまで待合室でゆっくりお待ちください。

メリット②窓口での限度額以上の支払いがいらなくなる

歯科の治療で高額な医療費がかかる場合、限度額適用認定証を取得していれば、窓口での限度額以上の支払いが発生しなくなります。

メリット③過去の診療情報を確認できる

過去に歯科で処方を受けた診療や薬剤に関する情報をマイナポータルで閲覧できます。もちろんこれは医科の診療にも共通していえることです。ちなみに、患者さんからの同意がいただければ、医療機関側が過去の薬剤情報などを確認することも可能です。その結果、より安全性の高い歯科医療が受けられるようになります。

メリット④転居した時の保険証の更新が自動化される

紙の保険証では、引っ越しをする度に区役所などの窓口で更新の手続きを行わなければなりませんが、マイナ保険証の場合は更新が自動化されています。

メリット⑤医療費控除の計算・記入が自動化される

マイナ保険証を取得した場合、マイナポータルとe-Taxを連携することで、医療費控除の計算・記入が自動化されます。歯科の矯正治療やインプラント治療、セラミック治療は、単独で費用が10万円を超えることも珍しくないため、マイナ保険証を取得しておくと医療費控除の申請もスムーズに進められます。

まとめ

今回は、歯科のマイナンバーカード利用について解説しました。歯科を受診した際にマイナンバーカードを利用することで、受付がスムーズに進むだけでなく、安全性・確実性の高い歯科医療が受けやすくなります。マイナンバーカードの利用方法はとても簡単なので、皆さんも次回の診療から活用してみてはいかがでしょうか。

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