歯周治療研修再聴講

東海市の皆さんこんばんは。こうの歯科矯正歯科クリニックの河野です。

昨日は外傷歯の治療と研究の世界的権威であります月星先生という大先生の研修会を再受講しに蟹江まで行ってきました。月星歯科には若手歯科医師育成のための講義室があります。

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厳粛な雰囲気の中に可愛らしい棚もありました(^^)

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再聴講した分野は歯周治療です。歯周治療をしっかりと行うには規格化されたデータ管理が必要です。現在、こうの歯科矯正歯科クリニックで使う治療の器具器材を選んで材料屋さんに頼んでる最中ですので、歯周治療で使用する器具を確認してきました。データ管理には口腔内写真を特定の角度で9枚撮影するメニューがあります。歯垢や歯石の沈着状況や歯肉の状態を記録するのです。そしてデンタル撮影と呼ばれる小さなサイズのレントゲンを10枚定期的に撮る必要があります。これは虫歯が歯と歯の隣合わせの部分から進行していないか、あるいは歯周病で歯茎の中の骨が各部位で溶けてないか、くっきりと分かるのです。これを半年なり一年ごとに数年間撮影し続けると、どの部位にいつから虫歯や歯周病が進行したか確実にわかります。そしてポケットと呼ばれる歯と歯茎の溝がどれくらい深いのが㎜数を記録します。また歯垢をピンク色に染める薬剤がありますので、歯を染め出して、どれくらい磨き残しがあるのかも記録します。患者さんにも現状を認識してもらう必要があるのです。
一流の歯科医になりたければ、しっかり資料取りしなさいと月星先生はおっしゃってました。
また月星先生の研修会は各分野の治療法が科学的にどのように治癒するかしっかりと機序を説明してもらえます。エビデンスを持った治療を常にしなければなりません。単に削って詰める、削って被せる、グラグラ揺れるから抜いて型を取って入れ歯を作るだけでは科学がありません。これからも病因や治癒を科学していきます。

 

四月から東海市荒尾町にて診療を開始致します。東海市ま勿論のこと名古屋市南区、緑区、大府市、知多市からも来院して頂けます。こうの歯科矯正歯科クリニックです。

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